「アールグレイはフレーバーティーなんです」
何も香りがついていない茶葉に、ベルガモット(ミカン科の柑橘類)の精油や香料をかけているものが「アールグレイ」の名称で販売されています。
紅茶に興味がある方には当たり前じゃないか!と言われてしまいそうなお話ですが、紅茶に興味がない方にはこれが意外と知られてませんで。
日本でもアールグレイはどこでも見かける銘柄ですし、紅茶の茶葉から天然にあの香りがすると思っている方も少なくないのです。
店頭や紅茶教室中にこのお話をして驚かれることが多々あります。
同じかんじで、茶葉のグレード(サイズの等級)のオレンジ・ペコーもオレンジの香りのする茶葉だと思っている方もいらっしゃいます。
このように、興味がある方には至極当然なことでも、興味のない方には新しい知識なんですよね。
紅茶をより多くの方に慣れ親しんでいただくためには、「当たり前」という決めつけをやめなければいけないと私は思います。
このブログでの仕切り直しのコラムとなりますが、今後もこのような紅茶のちょっとしたお話を書いていけたらと思いますので、よかったらお付き合いくださいませ。
もしかしたら興味のある方にも、「当たり前」の知識の中に新たな発見があるかもしれませんよ。
今後もこの「店主の紅茶コラム」をよろしく願いいたします~