【HOATEAの紅茶コラムvol.3 紅茶と食べ物のペアリング】
群馬のソールフードといっても過言ではない「焼まんじゅう」。
昔から地元では濃い緑茶でいただいたりするのがスタンダードなのですが、私の一押しはミルクティーです。
焼まんじゅうとミルクティー?と思われるかもしれないのですが、これがとても合うんですよ。
味わい的にも甘辛くてどろどろしているタレとミルキーなものはとても合いますし、機能的な面でも、牛乳の軽い脂肪分は油分を流す助けがありますし、紅茶の成分であるタンニンも油分を流す力を持っているのです。
味わい的にもぴったりで、口の中のベトベト感をリセットしてくれる機能性を持ち合わせているミルクティーは、焼まんじゅうにぴったりなドリンクとなります。
タレに甘味があるので、お勧めとしては無糖のミルクティーが良いと思うのですが。
ぜひこの組み合わせをお試しください。
今回は群馬の名物でお話させていただきましたが、紅茶は甘いお菓子だけではなく、いろいろな食べ物とペアリングを楽しめるドリンクです。
和菓子もスナック菓子でもファストフードでも、はたまた普段の食事にもいいですしね。
とくに油分を含んだ食事との相性は抜群だと思います。
私は唐揚げや焼餃子には紅茶が定番です。
一言で紅茶と言ってしまうと合う紅茶、合わない紅茶もあると思うのですが、スリランカの香味が優しいものや、ジャワティーなどがとくに食事とのペアリングと言う観点ですとおススメできます。
その他にも、いなり寿しやツナサンドにはミルクティー、たい焼きや今川焼きにはキャンディティーの香味が優しいものなどが私のおススメです。
紅茶だから甘い洋菓子にと言うだけではなく、紅茶もお茶はお茶ですので、ぜひぜひ多種な食べ物とのペアリングをお楽しみくださいませ。
因みに私は、コーヒーは食べ物と相まってのペアリングの美味しさがあり、紅茶は食べ物の素材を引き立てるペアリングの美味しさがあると考えています。